はじめてのいべんと(前編) | 空飛ぶ栗鼠と星の海(跡地)

はじめてのいべんと(前編)

というわけで、小説を売りに東京まで行って参りました。
この手のイベントはろくに行ったことがないってのに、いきなりサークル参加。しかも東京。こうなりゃもうヤケクソです。開き直るしかない。

そんなわけで、ヤケクソ気味のレポ開始。彼方さんしーるさんのレポと併せて読むと、なにか素敵な発見があるかもしれません。知らないけど。

[AM 7:47]
名古屋から新幹線で一路、東京へ。前日はMIDIのCD焼き作業が長引いてあんまり寝てなかったので、車内でしばし寝る。枕が変わると眠れない性分だけど、新幹線ではわりと寝られるようになったみたいです。要は慣れか。
[AM 9:22]
品川に到着。新幹線の駅は最近できただけあって、かなり広くて綺麗。それに案内表示の文字がやたらとデカい。これでホームを間違ったりしたら、よほどの方向音痴でしかないな。
駅を出て、京急に乗り換える。つうかJRでも蒲田へは行けたんですな。会場までの距離はちょっと遠いみたいだけど。まァ190円ぐらい別にいいか。京急乗ったことなかったし。
[AM 9:50]
京急蒲田の駅から会場に向かって歩く。なんかリアル電車男がたくさん歩いてる。会場の前まで来ると、入口に行列が。どうやら同じ建物の中でフィギュア関係のイベント(よく知らん)をやるらしい。きんもー☆
エタフェス会場は2階とのことなので、階段を上がる。既に10数人が会場が開くのを待っていた。それにしても、ホントに10時ぴったしに着いてしまった。
[AM 10:05]
サークル入場。受付でチケット出せと言われて焦る。すっかりそんなものがあったことを忘れていた。鞄の中に入っていたけど。いや危ない危ない。
会場に入って、さっそく自分のスペースを探……すまでもなかった。机の上にでんと置かれた電気湯沸かしポットの箱は、他の段ボール箱よりもひときわ目立っていた。いや、業者に原稿を送る際、ちょうど甥っ子の粉ミルクのために買ってあった湯沸かしポットの箱が目について、入れてみたらぴったしジャストフィットだったので、そのまま利用したんですな。箱を空けて、中身を確認。あの紙の束が、ちゃんと本になっている。すげー。ちょっと感動。
[AM 10:15]
ディスプレイ開始。つっても本を箱から出して並べて、鞄から焼いたCDを出してその横に並べるだけ。5分もしたら、やることがなくなってしまった。
一服してから他のサークルの作業を眺める。みんな綺麗に飾りつけしてんなァ。あー、テーブルクロスか。そういうの一切持ってこなかったからなァ。ん? 値札? なるほど、さすがにこれはないとマズいな。慌てて鞄からルーズリーフとボールペンを取り出す。当然値札なんて用意してなかったので、ルーズリーフをびりびりと破ってそれらしい大きさにする。さて、値段はどうしようか。実はまだ決めていなかったのですよ(;´Д`) 1000円か1200円かで散々迷った挙げ句、釣り銭が発生するのが面倒っちいという理由で1000円にする。このとき1200円にしとけば、のちのちの問題も発生しなかったんだけどね……。ちなみにCDのほうは100円。正直無料配布も考えたけど、とりあえずメディア代ぐらいは回収したいかなと。
紙にボールペンで値段を書く。相変わらず汚い字だ。惚れ惚れする。並べた本の前に手書きの値札を置くと、なんだか万博のイエメン館みたいになった。今頃はイエメン館のひとたちも、商品の在庫処分に躍起になっているんだろうなァ。ありがとうイエメン館のみなさん。君たちのことは忘れないよ。たぶん。